職員ストーリー

16年のベテランが語る、
柔軟な働き方と広がる選択肢。
すべての経験が繋がる
「地下鉄で働く」本当の面白さ

鉄道管理部 安全推進課

駅務員・運転士・指令 →
安全推進係主査 (2010年入局)

インタビュイー近影

「地下鉄の仕事」と聞いて、どのような業務を思い浮かべるでしょうか。

駅務員や運転士など、現場で働く姿をイメージする方も多いかもしれません。 一方で、列車を安全に動かすためのルールづくり、安全推進の取り組み、地下鉄に関する計画や管理及びイベントの企画・運営など、さまざまな業務が行われています。

今回は、高速鉄道運輸職員として入局し、駅務員・運転士として現場経験を積んだ後、現在は「安全推進課」で主査(内勤業務)として勤務する職員にインタビューしました。

現場で感じたやりがいや印象に残っている出来事、そしてキャリアが広がっていった経緯について、実際の経験をもとに話を聞いています。

インタビューでは、地下鉄の仕事には多様な役割があることや、時差出勤などを活用した働き方、長く働き続けられる環境についても語っていただきました。

公共交通を支える仕事や、地下鉄職員としてのキャリアに関心のある方に、働くイメージを少しでも身近に感じていただければと思います。

Interview

Q

仙台市交通局に入局して16年。
これまでどのようなキャリアを
歩んでこられたのでしょうか?

私はこれまで、駅務員を1年、運転士を5年(南北線・東西線の両方)、その後「指令業務」を約3年、現場の管理・指導を行う「助役」を経て、現在は「安全推進課」で主査(内勤業務)を務めています。
これほど多様な現場を経験できるのは、交通局ならではの魅力だと思います。特に「指令業務」は、鉄道の管制官のような仕事で、全列車の運行状況をモニターで監視し、遅延が発生した際に調整を行う「司令塔」です。責任は重大で大変な時期もありましたが、自分が全体を動かしているという手応えとやりがいは非常に大きかったです。

Q

現在の「安全推進課」では、
具体的にどのようなお仕事を
されていますか?

その名の通り、地下鉄の安全に関わるルールの策定や、お客様に安全にご利用いただくための啓発活動が主な業務です。
例えば、エスカレーターの歩行防止キャンペーンの企画や、安全に関する会議やワーキンググループの事務局、事故や遅延が発生した際の情報の取りまとめなどを行っています。
また、新規採用職員や転入者の研修プログラムの作成・実施といった、次世代の育成にも関わっています。

1日のスケジュール

  • 8:00
    出勤・メールチェック
    時差出勤制度を利用。早めに始めて早めに帰るスタイル
  • 9:00
    課内・部内打ち合わせ
    進行中のプロジェクトや、企画・実施を担当する委員会・研修の資料作成に向けた調整
  • 11:00
    現場視察・下見
    新規採用研修を実施する車両基地などの現場へ。研修の導線や内容を確認
  • 12:00
    昼休憩
  • 13:00
    事務作業・資料作成
    会議の議事録作成や、マナー啓発キャンペーンの企画書作成
  • 15:00
    ワーキンググループ会議
    他部署の担当者と協力し、安全対策の改善に向けた具体的な協議
  • 16:45
    退勤
    内勤業務は自分でスケジュール管理。定時で上がってプライベートも充実
Q

現場での経験が、
今の内勤業務に活かされていると
感じる場面はありますか?

強く感じます。現在の仕事はデスクワークが中心ですが、常に頭にあるのは「現場のこと」です。
新しいルールを作る際も、「実際の運転士や駅務員はどう動くか」「現場の負担はどうか」を具体的にイメージできるのは、現場を経験してきたからこそだと思います。
「最終的には電車の安全運行につながっている」という意識を常に持ち、現場の視点とお客様の視点を両立させることを大切にしています。

Q

現場での勤務と比較し、
ワークライフバランスや
職場環境に変化はありましたか?

現場時代は「泊り勤務」があり、朝が早かったり夜が遅かったりと不規則でしたが、泊り勤務明けの日を有効活用して平日の昼間を自由に使えるメリットがありました。
現在の内勤業務は日勤のみで、柔軟な働き方が可能な「時差出勤制度」があります。私は8時に出勤して16時45分に退勤するリズムを選んでいますが、自分のライフスタイルに合わせて始業時間を決められるのは非常に助かっています。
また、現場は20代の若手が多くて活気がありますが、現在の職場は経験豊富な職員が多く、落ち着いた雰囲気で仕事に集中できます。どちらの環境も、お互いを尊重し合う風通しの良さがあると感じています。

Q

今年4月からは
「主査(係長職)」という
責任ある立場になりました。
今後の展望を教えてください。

私自身、入局当初は自分が現場ではなく内勤部門で働く姿は想像していませんでした。
しかし、現場を経験してきた自分だからこそ、その視点をルール作りに活かし、より実効性の高い安全の実現に貢献できると実感しています。
今後は、現在の業務で得た知見を再び現場にフィードバックしたり、さらに別の部署で新しい経験を積んだりと、柔軟に挑戦していきたいですね。
自分に続く後輩たちにも、「現場だけでなく、多様なキャリアパスがある」ということを伝えていければと思っています。

最後に、
求職者へのメッセージをお願いします!

地下鉄の仕事は、小さなお子様からお年寄りまで、多くの方々に安心してご利用いただくという「当たり前の日常」を支える、非常にやりがいのある仕事です。
子どもたちが憧れる身近なヒーローであると同時に、専門的なスキルを高め、キャリアを広げていける職場でもあります。
「現場で技術を極めたい」という方も、「ゆくゆくは組織の運営に携わりたい」という方も、皆さんの挑戦を温かく受け入れる土壌があります。
ぜひ、私たちと一緒に仙台の未来を支えていきましょう。

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