路線バス運転士とは
仙台市交通局のバス運転士は、仙台市内を走る路線バスの運行を担う公務員です。市民の通勤・通学や日常生活を支える交通インフラとして、安全・確実な運行を行っています。交通局では、教習生制度や充実した研修プログラムにより、未経験からでも運転士を目指すことができます。
大型二種免許を持っていない方を対象とした採用制度です。採用後、仙台市交通局の職員として勤務しながら、交通局指定の自動車学校に3カ月間通い、大型二種免許の取得を目指します。免許取得後は、路線バス運転士として引き続き勤務していただきます。
免許取得の費用は不要
大型二種免許取得にかかる費用は、原則として交通局が全額を負担します。教習中も勤務扱いとして給与が支給されるので、安心して免許を取得することができます。
充実した研修プログラム
大型二種免許取得後は、経験豊富な職員が一人ひとりに合わせて丁寧に指導します。約2か月間の座学・実技研修を経て、自信を持って単独乗務を開始できます。これまでに150人以上が教習生として採用され、活躍しています。
正職員への道が拓かれる
正職員バス運転士の採用選考に合格することで、勤務開始から最短1年で正職員になることができます。教習生出身の多くの先輩が正職員として活躍しており、指導員や運行管理者、管理職へのキャリアアップの道もあります。
仕事内容
市内路線バスの運転業務のほか、出庫前後の車両点検、ワンマン運転に伴う接客・接遇対応、車いす利用者への乗降サポートなどを行います。お客様の安全を第一に、安心して利用していただける運行を担います。
1日の流れ
出勤後は点呼と路線確認、車両点検を行い、担当路線の運行を開始します。途中、休憩を挟みながら複数の路線を運行します。退勤時には車両点検と終業点呼を行います。勤務はシフト制です。
週間スケジュール例
| 月 | 午後勤務 |
|---|---|
| 火 | 公休 |
| 水 | 公休 |
| 木 | 午後勤務 |
| 金 | 日勤勤務 |
| 土 | 午前勤務 |
| 日 | 午後勤務 |
※公休日は人によって異なります。本人の希望を踏まえ、年度ごとに曜日を変更します。
※公休日は、4週につき7日となります。
時間例(午前勤務)
次の路線を走行するケース
- 路線1
-
5:30発8:30着
- 路線2
-
9:00発10:15着
- 路線3
-
11:00発12:50着
| 5:00 | 出勤・出勤点呼 |
|---|---|
| 5:15 | 路線確認・車両の点検 |
| 5:30 | 営業所出庫・「路線1」運行 |
| 8:30 | 休憩 |
| 9:00 | 「路線2」運行 |
| 10:15 | 昼休み |
| 11:00 | 「路線3」運行 |
| 12:50 | 営業所入庫・終業点呼 |
| 13:00 | 勤務終了・退勤 |
時間例(午後勤務)
次の路線を走行するケース
- 路線1
-
15:30発17:30着
- 路線2
-
18:20発20:40着
- 路線3
-
21:30発22:50着
| 15:00 | 出勤・出勤点呼 |
|---|---|
| 15:15 | 路線確認・車両の点検 |
| 15:30 | 営業所出庫・「路線1」運行 |
| 17:30 | 休憩(夕食) |
| 18:20 | 「路線2」運行 |
| 20:40 | 休憩 |
| 21:30 | 「路線3」運行 |
| 22:50 | 営業所入庫・終業点呼 |
| 23:00 | 勤務終了・退勤 |
勤務地
川内営業所 宮城県仙台市青葉区荒巻字三居沢1
長町営業所 宮城県仙台市太白区長町5丁目8-18
実沢営業所 宮城県仙台市泉区実沢字宮西8
※採用直後は仙台市交通局本局が勤務地となり、研修終了後にいずれかの営業所に配属となります。
採用後の流れ
座学研修および実技研修を受講します。本部教習では基本運転や車両の取扱い等を学び、営業所配属後は路線習得訓練や実務見習運転を行います。見極め試験に合格後、単独乗務となります。
座学教習(5日間程度)の内容
・仙台市交通局事業概要
・仙台市交通局自動車運送事業安全管理規程
・各担当課の業務内容
・営業所の業務内容
・関係法令等について
・事故発生時の処理
・各種マニュアルについて
・接客、接遇研修
・運賃箱等の取扱い
・普通救命・救命救急講習
実技教習の内容本部教習編
| 教習科目 | 教習内容 | 日数 |
|---|---|---|
| 基本運転 | バス車両感覚を習得するための基本訓練等を行う(構内等を使用)。 | 1~2日 |
| 街路基本運転 | 一般車両の交通量が少ない郊外路線を使用し、バス停留所での発着訓練を行う。 | 5日程度 |
| 実技訓練 | マニュアルに沿った日常点検方法、車椅子の固定方法・タイヤチェーン脱着訓練を習得する。 | 1日 |
| ワンマン基本運転 | 市バス各路線においてスムーズな運転操作を行い、接客・接遇に関わるマイク案内等の訓練を行う。 | 20~30日程度 |
| 見極め試験 | 本部教習で学んだ内容を実践できるか試験を行う(安全確認、基本に沿った運転操作)。 | 合格するまで |
実技教習の内容配属先営業所教習編
| 教習科目 | 教習内容 | 日数 |
|---|---|---|
| 路線習得訓練 | 配属先の営業所において、担当する路線の経路を習得し、各バス停の位置や危険箇所等について学ぶ。 | 5日 |
| 実務見習運転 | 実際にお客様を乗車させ、配属先の実務指導員と一緒に安全・確実・快適な運行の見習い運転を行う。 | 20日程度 |
| 見極め試験 | 実際にお客様を乗車させ、ワンマン運行が可能か試験を行う。 | 合格するまで |
キャリアアップ
採用区分(教習生、路線バス運転士)に関わらず、正職員バス運転士の採用選考に合格することで、勤務開始から最短1年で正職員になることができます。正職員登用後は、運行管理者や指導員、管理職等へキャリアアップする道もあります。
最短1年で正職員にステップアップ!
運行管理者や指導員、
管理職等へのキャリアアップも可能!
本特集では、4人の先輩職員のストーリーを紹介します。
入局のきっかけも、担当する仕事も、それぞれ異なりますが、共通しているのは仕事への誇りとやりがいです。
日々の業務の中で感じる責任、成長、挑戦。
それぞれの視点から、仕事の魅力と現場のリアルをお伝えします。