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企業情報

地下鉄の安全・安心への取組み

教育訓練・研修

緊急時対応訓練

 災害等の異常時に備えた訓練を定期的に実施し,お客様の安全の確保と職員の異常時対応能力向上に努めています。



(1) 仙台市高速鉄道鉄道合同防災訓練

 毎年,各種災害等が発生した際の即応体制の確立と連携を図ることを目的に防災訓練を実施しています。
 令和4年11月2日,富沢車両基地を会場に「走行中の列車内で傷害事件が発生」という想定で,車内傷害事件対応訓練及び情報伝達訓練を実施するとともに,鉄道警察隊からお客様と職員の安全確保のため護身術の講義を実施するなど,警察機関と相互の連携強化を図りました。

防災訓練の様子

(2) 情報伝達訓練

 異常時における即応体制の確立を図り,職員間の情報伝達及びお客様への情報発信が迅速・的確に行えるよう,定期的に各種異常時を想定した情報伝達訓練を実施しています。



(3) 電力事故想定訓練

 電力事故が発生した場合を想定し,その適正な措置を習熟することを目的に毎年実施しています。
 令和4年度は,「全変電所停電時における電力運用」を想定し,安全・迅速な対応方法の習熟に取り組みました。

電力運用訓練
教育訓練・研修

 輸送の安全を確保し,お客様サービスと職員の資質を更に向上させるため,地下鉄部門の全体集合研修と部署別の具体的な教育訓練の内容を定め,計画的・継続的に実施するとともに,終了後にはアンケートや小テスト等により成果を確認し,教育の習熟度を確認しています。

(1)サービス(バリアフリー)向上研修

 お客様に対してより良い接遇サービスを提供することを目的に,接客技術のスキルアップ,バリアフリーに関する知識習得など,外部講師等による研修を実施しています。
 令和4年度はウェブ方式で実施し,障害理解サポーター養成研修や障害のある方からの講話など,障害やバリアフリーに関する理解を深めました。



ウェブ方式の研修の様子

(2)部署ごとの教育訓練

 各部署において必要な知識・技能の維持向上を図るため,定期的に訓練を実施しています。
 駅の出入口から駅構内への雨水等の流入防止を図るための止水板等設置,進路構成,脱線復旧,普通救命講習,消防・避難誘導訓練等様々な訓練を計画的に行っています。また,保守業者や委託駅務員に対する教育の充実にも努めています。

転てつ器取扱訓練 浸水防止訓練 列車検査研修

非常梯子取扱訓練 軌道特殊車脱線復旧訓練

人材の育成・確保
(1)安全・サービス標語

 安全意識の醸成とお客様への接客・接遇に対するサービス意識の高揚を図るために,職員から標語を募集し,優秀作品を表彰するとともに各職場で1年間掲出するという取り組みを令和元年度より実施しています。また,「日めくりカレンダー」も作成し,更に多くの作品を各職場で掲出し,更なる意識の向上に努めています。

(2)コミュニケーションの充実

 経営のトップである交通事業管理者と係長・区長及び現場職員との意見交換会を開催しています。直接,現場の第一線で働く職員と情報や意見を交換し,今後の安全を最優先とする事業運営に反映しています。
 また,安全に関する業務を統括する安全統括管理者が定期的に各職場の安全巡視を行うとともに,各駅窓口等へ自ら足を運び,安全に関する気づきや改善点等について,意見交換を行っています。
 更に,交通事業管理者,安全統括管理者を含む幹部職員が早朝・夜間を含めた各職場の業務巡視を行い,現状を把握するとともに,良いコミュニケーションの機会としています。

安全統括管理者との意見交換会

© Sendai City Transportation Bureau.

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