企業情報
経営改善に向けた取組み
仙台市交通事業経営計画の見直しについて
交通事業の現況
交通局では、令和3年3月に「仙台市交通事業経営計画(令和3~12年度)」を策定し、安全・安心を最優先に、快適で便利なサービスを提供しながら持続可能な経営の確保に取り組んできました。
計画では、令和2年12月時点の新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、市バス・地下鉄ともに乗車人員は段階的に回復し、令和7年度までには感染症による影響は解消するものと見込んでいました。しかしながら、その後の感染拡大及びその長期化により、見通しからは乖離が生じており、今後の回復の見通しについても、新しい生活様式の定着等により不透明となっています。
もとより、バス事業については、生産年齢人口の減少に加え、他の交通手段への転換が進んでいました。今後の経営は計画策定時の見込みよりも更に厳しくなることが想定されることから、収支見通しの見直しや、さらなる経営改善に向けた取組みが必要な状況となっています。そこで、令和5年度より、現経営計画の見直しに着手することとしました。
【経営計画の一日平均乗車人員の見通しと実際の状況】
※「実際の状況」のうち令和5年度は当初予算に基づく
経営検討委員会の設置について
経営計画の見直しにあたり、交通事業、経営学等の有識者による委員会を設置し、検討を進めます。名 称:仙台市交通事業経営検討委員会
主な検討事項:
第1期(令和5年7月~令和7年3月)
・収支見通しの見直しについて
・バスの運賃改定幅と改定時期について 等
第2期(令和7年4月~令和8年3月)
・経営計画の改定について
仙台市交通事業経営検討委員会の開催について