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令和3年4月市バスダイヤ改正の概要について

<ダイヤ改正予定日>
平日 令和3年4月1日
土曜 令和3年4月3日
休日 令和3年4月4日

1.基本的な考え方

 

 交通局では、厳しい経営状況が続く状況において市バスを安定的に維持していくことを目的として「自動車運送事業経営改善計画」に基づき収支改善やサービス向上に取り組んできました。
 しかしながら、新型コロナウィルス感染症による利用者数の減少は前年比約20%と大幅で、特に20時以降の減少が大きく(※)、かつ、短期間での回復も見込まれないことから、経営に大きな打撃を受けている状況にあります。
 このため、次の観点を中心に時間帯ごとの利用状況の精査を行い、需要に応じて減便等を行います。
  ※3.主な便数調整参照

(1)需要動向に応じた便数調整

 ①朝ラッシュ時間帯の便数調整
 需要に応じて多数の便が運行している朝ラッシュ時間帯について、市内12箇所の主要バス停を通過時の車内人数をもとに利用実態を踏まえて減便を行います。
 ただし、車内混雑が過密にならないよう、朝ラッシュ時間帯調整の車内人数の目安を40人とします。(令和2年4月改正時の目安=45人)
   
 ②日中の便数調整   
 一定の等間隔での運行を基本とする日中時間帯について、利用実態を踏まえて減便等を行います。  

 ③夕ラッシュ・夜時間帯の便数調整   
 朝ラッシュ時間帯と同様、夕ラッシュ時間帯について、市内12箇所の主要バス停を通過時の車内人数をもとに利用実態を踏まえて減便を行います。また、20時以降の便について、利用実態を踏まえて減便を行います。

 ④最終便の時刻調整    
 利用実態を踏まえて最終便の時刻調整を行います。

(2)運行区間の見直し

 利用が少ない系統について、代替交通手段の使用の可能性や関係者との協議結果を踏まえ、運行効率改善に向け廃止いたします。

2.令和3年4月ダイヤ改正による週平均便数の変化(予定)

3.主な便数調整(予定)

<用語の意味>
○車内人数
 起点から終点まで、お客様が最大で乗車したピーク時のもので、便ごとの平均です。
○乗車密度
 起点から終点まで、お客様が平均で何人乗車しているかを示すもので、便ごとの平均です。
  [乗車密度の計算例 10㎞の系統で、10人が5㎞乗車、2人が10㎞乗車の場合]
 10人×5㎞+2人×10㎞=70人・㎞ 
 これを系統の距離で割ったものが乗車密度です。70人・㎞÷10㎞=7人
①朝の時間帯(6~8時台)
 朝の時間帯は、お客様のご利用が多い時間帯である一方で、一日の中で最も運行便数が多く、この時間帯の運行便数が乗務員数やバスの車両台数に大きく影響するため、便数調整により運行効率の改善を図ります。
ア)終点が仙台駅前もしくは交通局東北大学病院前のもの(6~8時台)

 終点が都心部行きの便につきましては、様々な路線が集約する市内12箇所の主要バス停において、車内人数が40人を超えるよう、便数調整を各方面で実施いたします。
イ)起点または終点が地下鉄駅のもの(6~8時台)

 需要が少ない便について、お客様のご利用状況に応じ、便数調整を各路線で実施いたします。
②日中の時間帯(9~15時台)の対象  
 日中の時間帯につきましては、ご利用状況に応じて便数調整を実施いたします。
ア)起終点が仙台駅前もしくは交通局東北大学病院前のもの 

 北山・子平町線につきまして、2通りの系統がありますが、それぞれ1時間あたり3便の運行を2便の運行に変更するものです。
③夕方の時間帯(16~19時台)、夜時間帯(20~23時台)の対象  
 夕方の時間帯は、お客様のご利用が多い時間帯である一方で、運行便数が多く、この時間帯の運行便数が乗務員数やバスの車両台数に大きく影響するため、便数  調整により運行効率の改善を図ります。  また、20時以降の便について、利用実態を踏まえて便数調整を実施いたします。
ア)起点が仙台駅前もしくは交通局東北大学病院前のもの(16~19時台)

 市内12箇所の主なバス停を通過時の車内人数を基に、各方面で便数調整を実施いたします。
イ)起点が仙台駅前もしくは交通局東北大学病院前のもの(20~23時台)

 夕ラッシュ時間帯と同様、市内12箇所の主なバス停を通過時の車内人数を基に、各方面で便数調整を実施いたします。
ウ)起点が地下鉄駅のもの(20~23時台)

 需要が少ない便について、お客様のご利用状況に応じ、便数調整を各路線で実施いたします。
④最終便の時刻調整を行うもの
 市内各方面を対象に、最終便の時刻調整を実施いたします。

 お客様のご利用状況に応じ、10~15分を目安として終発時刻の繰り上げを各路線で実施いたします。

 複数の路線が集まる主要バス停を仙台駅を中心に各方面にAからLまで12箇所選定し、通過時の車内人数をもとに便数調整を行います。

 7時台に4便運行しているバスを1便減便した場合、減便分をご利用いただいていたお客様が前後の便のご利用に移られると想定しており、立ち席でご利用いただくお客様が増加すると想定しております。

 車内人数は出発地からしばらく運行した後、仙台駅前に近づいてきた地点で最大となります。便数調整のポイントとなる12箇所のバス停は、おおむねピーク区間が始まるバス停となっておりまして、乗車密度がピークとなる距離は限定的であると考えております。

4.運行区間の見直し

 現在、運行しております以下の二つの路線につきましては、ご利用が非常に少ないため、廃止いたします。

八ツ森線    
経路:ア   市営バス白沢車庫前→八ツ森→作並駅→市営バス白沢車庫前
  八ツ森~作並駅
  八ツ森~市営バス白沢車庫前
利用が極めて少なく、代替交通手段による移動が可能なことから廃止いたします。
   
工学部・宮教大線(特別支援学校系統) 
経路:   県庁市役所前→仙台駅前→特別支援学校前
利用が少ないことから廃止いたします。

 
   
 
    
 
  
    
 






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