安全・安心への取組み
教育訓練・研修
緊急時対応訓練
災害等の異常時に備えた訓練を定期的に実施し、お客様の安全の確保と職員の異常時対応能力向上に努めています。
(1) 仙台市高速鉄道総合防災訓練
毎年、各種災害などが発生した際の即応体制の確立と連携を図ることを目的に防災訓練を実施しています。
令和5年4月28日、荒井車両基地を会場に宮城県警察、仙台市消防局と合同で「地下鉄車内で不審な液体を撒かれた」という想定で、負傷者救護及び情報伝達訓練を実施しました。
防災訓練の様子
(2) 情報伝達訓練
異常時における即応体制の確立を図り、職員間の情報伝達及びお客様への情報発信が迅速・的確に行えるよう、定期的に各種異常時を想定した情報伝達訓練を実施しています。
(3) 電力事故想定訓練
電車線から電気が漏れることなどによって起こる電気事故が発生した場合を想定し、その適正な措置を習熟することを目的に毎年実施しています。
令和5年度は、車庫内での「電車線地絡(電車線の覆いが劣化などで剥けて、電気が地面に流れること)事故」を想定し、安全で迅速な対応方法の習熟に取り組みました。
訓練の様子
教育訓練・研修
輸送の安全を確保し、お客様サービスと職員の資質を更に向上させるため、地下鉄部門の全体集合研修と部署別の具体的な教育訓練の内容を定め、計画的・継続的に実施するとともに、終了後にはアンケートや小テスト等により成果を確認し、教育の習熟度を確認しています。
(1)サービス向上研修
高速鉄道事業に携わる職員を対象に、お客様に対してより良い接遇サービスを提供することを目的に、接客技術のスキルアップ、バリアフリーに関する知識習得などの研修を、外部講師などを招いて実施しています。
令和5年度は、地下鉄の異常時におけるお客様への案内放送を、臨機応変に実施できることを身に付けるために、研修用DVDを活用し、グループワークによる研修を行いました。
(2)部署ごとの教育訓練
部署ごとに、異常時対応に必要な知識・技能の維持向上を図るため、定期的に訓練を実施しています。
駅の出入口から駅構内への雨水などの流入を防止するための止水板など設置のほか、進路構成、脱線復旧、など様々な訓練を計画的に行っています。また、保守業者や委託駅務員に対する教育の充実にも努めています。
進路構成訓練

止水板設置訓練
列車検査研修
非常梯子取扱訓練
軌道特殊車脱線復旧訓練
人材の育成・確保
(1)安全・サービス標語
職員の安全意識の醸成とお客様への接客・接遇に対するサービス意識の高揚を図るとともに、労働のモチベーションを確保することを目的に、職員から安全や接客・接遇に関する標語を募集し、優秀な作品に対し表彰を行っています。
更に、最優秀作品はポスターとして、また、優秀な作品を集めて「日めくりカレンダー」を作成し、各職場で掲出しています。
(2)コミュニケーションの充実
経営のトップである交通事業管理者と現場の第一線で働く職員との意見交換会を開催しています。
また、安全統括管理者が各職場に足を運び、安全への取組状況を調査するとともに、安全に関する気づきや改善点などについて、意見交換を行っています。
更に、管理者以下の幹部職員は、各職場の現状を把握すること、及び現場職員とのコミュニケーションを取ることを目的として、日中時間帯のほか早朝や夜間に各職場の業務巡視を行っています。
交通事業管理者を始めとする幹部職員は、現場職員と直接コミュニケーションを取ることによって、現場の課題を把握することが可能となり、現場職員は幹部職員の事業に関する考えや事業方針を直接伝えられることによって、日々の業務の中の課題解決に意欲的に取り組む意識が高まり、輸送の安全の確保に繋がります。

安全統括管理者との意見交換会