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南北線ホームと車両の隙間縮小事業について

 交通局では、第3期仙台市交通局バリアフリー特定事業計画(前期:令和3年度~令和7年度)に基づき、地下鉄南北線のホームと車両との隙間を縮小する工事を実施いたします。

事業の概要

 南北線のホームと車両の隙間は、現在、直線部分で約7cmあります。その隙間に、隙間調整材という櫛状のゴムを設置し、直線部の隙間を約3cm程度に縮小いたします。  ホーム端部など、ホームがカーブしている場合、隙間が3cmより広がる場所があります。

 南北線の車両乗降口は、1両当たり4か所、4両編成ですので片線当たり16か所ありますが、すべての乗降口で隙間を縮小いたします。



 隙間調整材を設置した状態は、次の写真のようになります。


隙間縮小事業のスケジュール

 令和3年度から工事を始め、令和7年度末までに南北線の全17駅で工事を実施する予定です。
 実施する駅は、乗降客数、車椅子使用者の利用実績、駅付近の施設の特性などを検討し、決定しています。


段差について

 南北線のホームと車両の段差については、南北線車両を更新する際、車両側を低床化して縮小していくこととしています。現在、最大で約6cmある段差を、最大で約3cm程度に縮小する予定です。


 新型車両は令和6年度から順次運行を開始し、令和12年度末までに、すべての車両が、新型車両になる予定です。

渡り板について

 令和12年度末までは、隙間が縮小されていない駅や、低床化されていない車両が混在することになるため、車椅子をご使用の方などにはこれまでどおり、渡り板を使用して乗降のお手伝いをいたします。
 隙間縮小事業と、新型車両による段差縮小が完了する令和13年度以降は、車椅子をご使用になる方の多くが単独乗降できるようになる見込み※ですが、単独乗降に不安を感じる方には渡り板による乗降のお手伝いをいたしますので、お気軽に駅係員にお申し出ください。

※「鉄道駅におけるプラットホームと車両乗降口の段差・隙間に関する検討会」報告書による。



お問い合わせ

(平日 8:30~17:00)

◇隙間縮小事業に関すること◇
交通局鉄道技術部施設課
電話:022-712-8388

◇南北線新型車両に関すること◇
交通局鉄道技術部車両課
電話:022-290-9844

◇渡り板に関すること◇
交通局鉄道管理部駅務サービス課
電話:022-221-2075


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