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平成31年度仙台市高速鉄道事業会計予算

1.事業の概要

 高速鉄道事業は,東西線と南北線とが一体となって,十文字型の骨格交通軸を形成しており,本市における基幹交通機関として市民生活において重要な役割を担っております。

 このような中,南北線は開業から30年以上が経過し,設備の老朽化が進んでいることから,更なる安全性の確保を目的に各種設備の着実な更新に取り組んでおり,本年度においても高圧受電設備等の更新を進めてまいります。
 また,南北線におけるバリアフリー化や利便性向上の取り組みとして,駅出入口の段差明瞭化や駅構内における非常用警報装置等の誘導・案内設備の整備を行うとともに,駅トイレ入口の段差解消や男女トイレ内へのオストメイト用設備を備えた車椅子対応トイレの増設を始めとした全面改修を進めるほか,勾当台公園駅における昇降機設備の増設を行ってまいります。

 さらに,IC乗車券システム運用の安定性確保のため,前年度に引き続きシステム更新を行います。

 今後も安全運行を第一に,適切な情報提供を含めたお客様の視点に立ったサービスの向上と効率的な事業運営に取り組んでまいります。

2.主な事業等
安全性・利便性向上等に向けたハード面の取り組み

誰もが利用しやすい安全・安心な地下鉄を目指して,各施設等の更新や改良工事等を行います。


■安全性向上のための取り組み
  • 高圧受電設備等各種設備の更新
  • エスカレーター設備の更新(完成予定:北四番丁駅ほか5駅)

バリアフリー化・利便性向上の取り組み
  • 階段の段差明瞭化(完成予定:台原駅ほか2駅)
  • 聴覚障害者対応型の非常用警報装置の設置(完成予定:愛宕橋駅ほか2駅)
  • 視覚障害者対応型の誘導・案内設備の整備(完成予定:台原駅ほか1駅)
  • 出入口の段差解消や男女トイレ内へのオストメイト用設備を備えた車椅子対応トイレの増設等を含めた老朽化した駅トイレの全面改修(完成予定:台原駅ほか4駅)
  • エスカレーター設備の増設(完成予定:勾当台公園駅(北2出入口(県庁側)))

その他
  • IC乗車券システムの更新

乗客サービスの向上・利用促進に向けたソフト面の取り組み

■お客様の安全性と利便性の向上のための取り組み

  • 輸送障害発生時における地下鉄運行情報のメール配信サービスの実施
  • 駅窓口でのタブレット端末による翻訳、筆談、地図等の案内業務の実施

■お得な乗車券の発売や便利なサービスの実施


3.業務予定量

4.収支見込

 平成31年度の収支は、純損益では 26億1,368万円の赤字となる見込みとなっております。

(単位:千円)


平成31年度収益的収入と支出の内訳

なお、予算書についてはこちらを参照してください。
平成31年度高速鉄道事業会計予算(PDF:666KB)
平成31年度高速鉄道事業会計予算説明資料(PDF:322KB)

© Sendai City Transportation Bureau.

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