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交通事業管理者からのご挨拶

 
 日頃より、市バス・地下鉄をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
 本市交通事業は、大正15年の市電開通を皮切りに、昭和17年の市営バス営業開始や昭和62年の地下鉄南北線の開業、そして平成27年の地下鉄東西線の開業と、利用者の皆様に支えられながら、本市公共交通体系における主要な交通機関として発展してまいりました。
  近年では、コロナ禍を経た行動変容や少子高齢化の進展に伴う生産年齢人口の減少など、本市交通事業を取り巻く環境は大きく変化しております。そのようななか、お客様の期待や信頼にお応えするためには、環境の変化や課題に的確に対応し、持続可能な経営基盤を確立するとともに、公共交通の魅力向上を図っていくことが重要であると考えております。
 本市では「子育てが楽しいまち」の実現やダイバーシティの推進など、だれもが暮らしやすいまちづくりが進められており、交通局としても本市のまちづくりと連携した取組みを進め、高齢者や障害をお持ちの方はもとより、お子様連れの方や外国人の方など、多様なお客様が安全・安心にご利用いただける環境の整備に努めているところです。
 今後とも、お客様の安全・安心の確保と快適なサービス提供に取り組み、公共交通機関としての責務を果たしていけるよう、職員一丸となって事業運営に取り組んでまいりたいと存じます。

仙台市交通事業管理者 吉野 博明



 【公営企業について】
仙台市交通局は、地方公営企業法に基づき、仙台市が設置する公営企業です。
公営企業は、企業としての性格を有するため、一般行政と異なる点があります。

  (1)事業経営・財務

一般行政は税金によって経費が賄われるのに対し、公営企業は、サービスの対価としてお客様からいただく料金によって事業を経営しています。また、経営成績や財務状況を明らかにするため、一般会計とは異なり、企業会計方式による特別会計を設けて経理しています。損益計算書、貸借対照表の作成も義務付けられています。

  (2)管理者の設置

公営企業は、経営の自主性強化と責任体制確立のため、経営組織を一般行政組織から切り離し、管理者を設置しています。このため、公営企業の事業運営の代表は地方公共団体の首長ではなく、公営企業管理者となります。

 <管理者の主な業務内容>
  ※主に地方公営企業法第8条、第9条、第10条より抜粋

・事業運営についての基本方針の決定に関すること
・予算の原案及び予算に関する説明書の作成並びに決算の調整に関すること
・議会の議決を経るべき案件について、その議案作成に関すること
・企業管理規程の制定及び改廃に関すること
・職員の任免、給与、勤務時間その他勤務条件等の身分取扱いに関すること

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