仙台市交通局

Transportation Bureau City of Sendai

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安全・安心への取組み

避難経路・火災対策

地下鉄の防災設備など

平成15年2月に発生した韓国の地下鉄火災や、今後高い確率での発生が予想される宮城県沖地震に関する報道を通じて、地下鉄の防災対策に関心を持たれている方も多いのではないでしょうか。

地下鉄駅構内の避難経路など案内図

地下鉄各駅の券売機近くに、駅構内の避難経路や非常口、消火器などの防災設備の設置個所を明示した案内図を掲出しております。

これは、非常時における避難経路などをあらかじめ確認しておいていただき、地震や万が一の火災が発生した場合でも落ち着いて行動していただくための一助として掲出しているものです。

地下鉄をご利用の際には、どうぞ足を止めてご覧ください。

▼こちらからも避難経路図がご覧になれます。(PDFファイル)

<南北線>

泉中央駅(PDF:245KB)仙台駅(PDF:389KB)
八乙女駅(PDF:241KB)五橋駅(PDF:303KB)
黒松駅(PDF:208KB)愛宕橋駅(PDF:276KB)
旭ヶ丘駅(PDF:256KB)河原町駅(PDF:285KB)
台原駅(PDF:324KB)長町一丁目駅(PDF:283KB)
北仙台駅(PDF:271KB)長町駅(PDF:274KB)
北四番丁駅(PDF:289KB)長町南駅(PDF:258KB)
勾当台公園駅(PDF:321KB)富沢駅(PDF:192KB)
広瀬通駅(PDF:266KB)

<東西線>

八木山動物公園駅(PDF:157KB)宮城野通駅(PDF:235KB)
青葉山駅(PDF:242KB)連坊駅(PDF:155KB)
川内駅(PDF:223KB)薬師堂駅(PDF:157KB)
国際センター駅(PDF:199KB)卸町駅(PDF:152KB)
大町西公園駅(PDF:231KB)六丁の目駅(PDF:160KB)
青葉通一番町駅(PDF:245KB)荒井駅(PDF:156KB)
仙台駅(PDF:297KB)
地下鉄の火災対策

仙台市地下鉄の車両や施設は、不燃化対策、防災対策、停電対策等が施され、火災対策に関する国の基準を満たしています。また、日頃から非常時マニュアルの整備や訓練等を行い、万一の災害に備えていますので、安心してご利用ください。

万一災害等が発生した場合は、係員の指示に従い、冷静に行動していただくようお願いいたします。

1 地下鉄の車両

○車両の不燃化

仙台市地下鉄の車両には、例えば天井板に不燃性のアルミニウム合金、座席表地に難燃性のナイロンモケットを採用するなど、「不燃材」の使用を基本とし、不燃材の使用が困難な場合は「難燃材」を使用しており、国の火災対策に関する基準を満たしています。

○車両の設備

仙台市地下鉄の車両には、火災などの非常時に備えた設備が整備されています。

車両内の消火器

●車両内の消火器(扉開放時)
車内には、各車両内と運転室内に消火器が備えられています。

客室内非常通報器

●客室内非常通報器
車内には、運転士と直接話ができる非常通報器がついており、車内の異常をいち早く運転士に知らせることができます。

消火器位置図
非常灯

●車両の停電対策(写真:非常灯)
万一車両が停電した場合は、車両に搭載している非常用バッテリーにより、客室内の非常灯が点灯し明かりを確保するほか、ドア開閉や客室内の非常通報器、無線装置、車内放送等について、30分以上の稼動が可能です。

列車の非常口

●列車の非常口
トンネル内では、列車の先頭部及び最後尾の非常口から避難することができます。

2 駅舎の不燃化とホームの直線化

仙台市地下鉄の駅舎は原則として不燃化されています。また、すべての駅のホームは島式ホームとなっており、列車同士が駅で隣り合って止まることがないため、列車同士の延焼の可能性は極めて低くなります。

また、駅舎のホームは、すべて直線のホーム形状となっており、ホーム全体の見通しが確保され、監視カメラを通じたホームの異常感知を容易にしています。

ホーム形状図
3 駅舎の設備

○駅舎の停電対策

仙台市地下鉄は、基本的に火災等の非常時にも避難・消火活動に必要な電力を供給し続けるシステムとなっています。

各駅には、変電所から耐火配線により送電され、複数の変電所からの送電ルートを確保していること、また変電所設備のバックアップとして非常用発電機も設置していることから、駅舎の停電の可能性は極めて低いものとなっています。

万一変電所からの送電が止まった場合でも、駅構内の非常用照明設備や通信設備等に必要な電力は、駅の電気室にあるバッテリーもしくは個々の設備が内蔵しているバッテリーから供給されます。

○避難通路

地下構造の駅には、必ず複数の避難経路があります。仙台駅や勾当台公園駅は2箇所、旅客用の通路を兼ねた避難階段を設置していますが、その他の地下駅についてはすべて、通常の旅客用の階段とは別に、ホームの端に避難階段が設置されており、共通してシンプルな構造となっています。

避難口が複数あること、また非常用照明設備や避難口誘導灯などにより、火元の場所を避けた適切な避難ルートが確保されます。

駅ホーム階の避難口
●駅ホーム階の避難口
避難ルート図

○排煙・消火設備

地下構造の駅には排煙設備が備えられており、コンコース階では通路の天井部にある排煙口が開くことにより、ホーム階ではホーム両端の軌道の天井部にある開口部から煙を排出します。排煙機を動かすための電気は、非常用発電機からも供給でき、避難の際の視界を確保します。

また、避難通路として使用する階段に煙が流れ込まないよう、防火防煙シャッターを設置しています。

ホーム階排煙口

●ホーム階排煙口

排煙機起動押しボタン

●排煙機起動押しボタン(上)/火災報知器(下)
排煙機の起動押しボタンは、駅務室内のほか、ホーム階の消火栓に併設されており、ボタンを押下することで排煙機を作動させることができます。

駅構内の消火器・消火栓

●駅構内の消火器・消火栓
駅構内には、初期消火活動のために消火器及び消火栓が設置されています。

4 非常時の取扱い

○火災警報とその処置

仙台市地下鉄では、火災警報が発生した場合は、駅と指令センターが直ちに連絡を取りあい、必ず現場調査をして、火災の有無の確認を行っています。

○監視体制

駅構内には監視カメラが各所に設置されており、駅務室、指令センター及びその駅を統括する管区駅でモニターし、駅構内の状況を適確に把握することができます。

また、列車の到着前後には、到着駅ホームの映像が指令センターのモニターにも写し出され、保安の確保に努めています。

監視カメラ

●監視カメラ

管区駅モニター

●管区駅モニター

○火災時の運転取扱い

走行中の列車内で火災が発生した場合は、次駅まで運行します。他の列車は、最寄りの駅で待機させます。

5 職員への教育訓練

防災設備の操作方法の確認、一定の災害発生を想定した情報伝達訓練や避難誘導訓練を行うなど、非常時に迅速に行動できるよう、職員は定期的に訓練を行っています。

このように、仙台市地下鉄ではハード・ソフト一体となった火災対策に努めているところですが、お客様に仙台市地下鉄の火災対策について理解を深めていただくよう、今後さらなる情報提供をより一層進めてまいります。お客様の普段利用されている地下鉄施設への理解が、非常時の冷静な行動につながり、火災対策もより確実に機能していくものと考えます。

今後もより安全で、安心してご利用いただける地下鉄の運営に努めてまいります。