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経営状況

令和2年度仙台市自動車運送事業会計予算

1.事業の概要

 自動車運送事業は,本市域における主要な交通機関の一つとして,市民の移動を支える役割を担っております。

 本年度においては,バリアフリー化の推進や環境対策として,低公害ノンステップバスの導入を進めるほか,バス停留所上屋の改修や増設,電照式停留所の増設を行いバス待ち環境の向上を進めてまいります。また,バスの接近状況が確認できるバスロケーションシステム「どこバス仙台」について,案内機能の改良を行い,お客様の利便性の更なる向上を図ってまいります。

 事業を取り巻く環境は,生産年齢人口減少等の影響により,今後より一層厳しくなることが見込まれますが,「仙台市自動車運送事業経営改善計画」に基づき,利用状況に応じた運行の効率化により経営基盤の更なる強化を図るとともに,安全運行や接遇向上等の取組みを着実に進め,将来にわたり安心かつ快適な公共交通機関としての役割を担えるよう努めてまいります。

2.主な事業等

「仙台市自動車運送事業経営改善計画(平成29年度~平成33年度)」に基づき,お客様サービスの向上や経営の効率化などを進めます。


■お客様サービスの向上
■便利な乗車券の発売やお得な運賃の実施
■経営の効率化
  • 経路変更による運行効率の向上・利用状況に合わせた便数調整
  • 営業所等におけるバス運転業務等の管理の委託の継続的な実施
■バス車両のバリアフリー化や環境負荷軽減に向けた低公害ノンステップバスの導入
  • バス車両の構造別内訳
(単位:両)
種別 令和2年度
(予定)
令和元年度
(見込)
増 減
(△減)
ノンステップバス 376 352 24
ワンステップバス 46 46 0
それ以外のバス 50 82 △32
合計 472 480 △8

  • 低公害バスの内訳
  (単位:両)
種別 令和2年度
(予定)
令和元年度
(見込)
増 減
(△減)
CNGバス
(うちアイドリングストップバス)
1
(1)
2
(1)
△1
(0)
ハイブリッドバス
(うちアイドリングストップバス)
9
(9)
9
(9)
0
(0)
それ以外のバス
(うちアイドリングストップバス)
462
(459)
469
(458)
△7
(1)
合計 472 480 △8

3.業務予定量

4.収支見込

 令和2年度の収支は,営業収支では38億8,749万円の赤字となる見込みで,一般会計からの補助金を受けてもなお,純損益では10億5,317万円の赤字となる見込みです。

(単位:千円)



平成31年度収益的収入と支出の内訳

なお、予算書についてはこちらを参照してください。
令和2年度自動車運送事業会計予算(PDF:686KB)(仙台市ホームページ)
令和2年度自動車運送事業会計予算説明資料(PDF:387KB)(仙台市ホームページ)

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